ジョギングシューズが欲しい
今年から通勤ランを始めた。
およそ20㎞の長旅だ。
シューズはアディゼロブースト匠練3。
もしくはズームフライ3。
どちらも数年前に発売されたシューズだ。
アディゼロブースト匠練3は、
厚底シューズが流行り出すよりも少し前に発売されたモデルで、スタックハイト20mmのいわゆる薄底シューズだ。
薄底シューズで20㎞走ると脚は限界を迎える。
トレーニングと考えればいいかもしれないが、怪我をしてしまっては元も子もない。
一方、ズームフライ3は厚底シューズが流行り出してから発売された。
カーボンプレートが内蔵されたスタックハイト42mmの厚底シューズだ。
ただの厚底シューズであれば、クッションがあり脚の衝撃を緩和できる。
しかし、クッションがありすぎても接地感が得られない。
練習ではある程度の接地感が欲しい。
また、カーボンが入っていると、推進力をカーボンに頼りすぎる可能性がある。
鍛えるという意味でも積極的な使用は避けたい。
以上のことを考慮すると、20㎞の通勤ランを続けるためには、
「接地感のある柔らかすぎない適度なクッションを有するジョギングシューズ」
が欲しい。
そこで見つけたのが
【ナイキ エアズーム ペガサス39】
この4月にペガサス40が発売されたこともあり、なんと今なら1万円切って購入が可能だ。
店頭で試し履きをして即購入を決意した。
このペガサス39は、
耐久性抜群の軽量フォーム「react」がミッドソール全面に、前足部ヒール部には「zoom air」を搭載しており、まさに
「接地感のある柔らかすぎない適度なクッションを有するジョギングシューズ」
という条件にピッタリだ。
そんなペガサス39について、足を入れた感触、フィット感の正体、20㎞通勤ランでの使用感について述べる。
足を入れた感触
ファーストインプレッションは、
ややゆるく感じるアッパーとトゥボックス。
靴紐を結んでもあまりきつさを感じない。
むしろ緩くすら感じ、不安を覚えた。
しかし、歩いてみると靴と足が一体になったようなフィット感があり、心地よい。
走り始めても足と靴の一体感は健在。
ソールは柔らかすぎず硬すぎないため非常にライド感があり、求めていた感覚を得ることができた。
フィット感の正体
緩く感じていたのに足と靴が一体化したような不思議なフィット感。
正体は踵にあるアンクルポッド。
このアンクルポッドは、他のシューズに比べて大きく内側に突出しており、アキレス腱周りを包み込むような構造をしている。
踵の骨は足裏からアキレス腱に向かって細くなっている。
そのちょうど細くなったところにアンクルポッドがくるので、踵が靴から外れることがない。
これが、足と靴の一体感の正体であると思われる。
20キロの通勤ランで使用した感想
実際に20㎞通勤ランをしてみた。
柔らかすぎず硬すぎないミッドソールのおかげで着地の衝撃はほとんど感じない。
軽やかに進むライド感はストレスなくジョギングができる。
スピード感は体感よりも遅い
が、安定感は良い。
ドロップ10mmなので比較的遅いペースでも前方への重心移動をサポートしてくれる。
脚の疲労がカーボンシューズや薄底シューズより格段に少ない。
おかげさまで、20㎞走り終えてもアキレス腱周囲やふくらはぎ、お尻の痛みはほとんど感じなかった。
注意点としては、紐をキツく締めすぎないこと。
キツく締めすぎると足の外側アーチ部にやや痛みが出始めたのだ。
ゆるいと思って締めすぎは注意が必要だ。
締めすぎずとも、踵まわりの安定感が良いので心配無用。
ある程度調整すれば痛みは無くなったため、自分に合ったフィッティングが必要だ。
まとめ
ペガサス39は、
・「接地感のある柔らかすぎない適度なクッションを有するジョギングシューズ」が欲しい人にはおすすめ
・踵周りの安定感が抜群
・紐の締めすぎには注意が必要
心地よくジョギングできる最高のシューズである。
また、踵周りの安定感が抜群に良い。
そのため、紐をちょうど良い締め具合にしておいて普段履きに使用するのも良いかもしれない。
ランニング日記
4月もあっという間に過ぎ去り、ゴールデンウィークも終わろうとしています。
結局、平日はほとんど走れずに土日はジョギング中心の練習が続いています。
ポイント練習をしたいけど、ジョギングで脚が作れてないのであまり負荷量をあげられません。
スピード練習しないとフォームも崩れるしなんだか身体も重たいように感じます。
そこで、なんとかジョギングの質を上げられないかと思い、昨年から続けているランニングドリルにメニューを追加してみました。
ウォーミングアップで行うと走るのがとても楽になります。
ケニヤのドリルを参考にしています。
最小限の努力で最高の結果が出せれば最高ですね。