完走メダルが欲しい
子供の頃からトロフィーやメダルというものに憧れがありました。
どうやら大人になってからもそういう子供っぽい憧れは変わらないようです。
当然、大人になってからトロフィーやメダルを貰える機会なんてほとんどありません。
2022年4月某日
体重計に乗って驚愕しました。
デジタル体重計は72㎏を表示していたからです。
鏡で自分の身体を見ても、体型が昔とは明らかに違っていることがわかりました。
底知れぬ焦りを感じたのを覚えています。
2022年5月26日
少しは運動しようとジョギングを開始
7㎞手前で限界を感じ中断
更なる焦りを感じました。
走らなければ痩せれない
けれど、ただ走るだけでは頑張れない
そんな時に、思いついたのがメダル
大型のマラソン大会の中には、完走すればメダルが貰える大会があります。
思い立ったが吉日
すぐにエントリーできる大会を検索
もちろんメダルが貰える大会に搾りました。
そして見つけたのが
第17回湘南国際マラソン
メダルが貰えるし
半年も準備する期間がある
今年からマイボトルを持って走らなければいけないという制約がありましたが、記録を狙うわけではないので大した問題にはならないと思い即エントリー
その日から半年間
走ることに向き合う日々が始まりました。
月間走行距離は100〜180キロ程度でした。(7月は外出自粛期間があったので少なめ)
11月にはハーフマラソンにも出走したため走行距離は抑えめでした。
半年間、いろんなことを考えながら準備をして、本番を迎えました。
フルマラソン当日の持ち物
今回はマイボトル、マイカップを持って走らなければならなかったので、ウエストポーチを購入
こちらはYouTuberが紹介していたのを見て良いと思い購入しました。
何よりズレてこないので、ウエストポーチの概念が覆りました。
(サイズをしっかりと選ばないと苦しかったりぶれたりするので注意)
持ち物リスト
走る時の服
レース用シューズ
ジェル 10キロ毎 3個
ソフトフラスク
コップ
乳首パッチ
ワセリン(脇・股など)
マスクの替え
パンツの替え
靴下の替え
レース用シューズは
asicsのマジックスピード2
当日は電車で現地へ
7時10分までに駅に着いていないと出走に間に合わないと公式サイトに記載があったので早めに現地へ向かいました。
当日のスケジュール
4時半起床
出かける寸前に食事 あんこ餅3個
5時20分 新百合発の電車
6時28分 二宮着
かなり早めに時間設定していたつもりですが、二宮駅にはすでに人だかりができていました。
会場ではトイレに行きにくいだろうと思い、駅で用をすまし、徒歩で会場へ向かいました。
7 時15分頃 会場到着
フィニッシュゲートが神々しく立っていました。
そのすぐ近くを通り、順路に従って荷物置き場へ
なんだかんだ時間が無く、着替えて荷物を預けスタート地点付近へ
ゼリー摂取 ワセリン ニップレス忘れずに!
ルーティンのウォーミングアップをしましてスタート地点へ。
ウェーブスタートとなっており、私はDブロックからのスタート
サブ3.5を狙っていたので、なるべくブロックの前方で待機。
寒い中、整列開始時間の8時から列に並びました。
8時50分ごろからスタート地点へ移動開始
9時 いよいよレーススタート
号砲からやく6分ほど経過してようやくスタート地点が見えました。
ものすごい人でしたが地道にペースを上げていき、前半は4分30切るか切らないくらいで入りました。
かなりオーバーペースというのはわかっていつつも、大会の雰囲気やコースの良さにテンションも上がりキツさはまったく感じませんでした。
異変が起き始めたのは江ノ島で折り返してトイレに一度寄ったあとからでした。
25㎞あたりから徐々にペースが落ちていき、ペースを上げようとするとハムストリングスやふくらはぎが攣りかけました。
そうこうしているうちに腹筋から爪先にかけて重だるさと攣るような感覚が常にあり、後半は完全に失速
攣り防止にと200mおきの給水で毎回給水しましたが変わらず。
完全なオーバーペース&走り込み不足です
それでも5分20秒/1㎞ほどになんとか抑えてゴール
やったぜ!完走メダルゲット!
ペンダントのようで、小さいながらも思いの外ずっしり。
完走できたんだなと実感することができました!
ちなみに、記録は3時間21分6秒
手元の時計では3時間20分16秒だったので、トイレのロスが響いたのかもしれません。
(つい癖でトイレに寄った際に時計を止めてしまった)
完走の喜びも束の間、一歩毎に足が攣り歩けなくなりました。
着替えようとしても靴下を履くだけで攣るので身動きが取れず
それでもなんとか
ゆっくり
ゆっくり
ゆっくりと着替えて歩き出しました
一歩ずつ
一歩ずつ
よろよろと
「大丈夫ですか?」
会場にいたスタッフさん数名に声をかけられ移動を断念
本当に歩けなくなっており、急いで椅子を用意してくれました。
今回ボランティアの方含めて多くのスタッフさんのご協力で楽しめた大会だったなと感じます。
来年もまた出たい
そう思える良い大会でした。