私の考えるインソール=理想的な足へ持っていくための手段

足の状態変化に合わせたインソールを簡単に作りたい

そもそも、足はたくさんの骨と関節で構成されています。

なので、足は「動くもの」なんですね。

ところで、扁平足という言葉を耳にしたことはありますか?

扁平足とは、いわゆる「土踏まず」が落ちている状態のこと。

このような扁平足は「回内足」であることが多いと言われています。

「回内足」とは、かかとが内側に倒れている状態のことを言います。

(踵が外側に倒れている状態を「回外足」と言います。)

このような場合に、

土踏まずが低下しているからといってアーチパッドを挿入してしまうと

バランスの取り方が大きく変わってしまいます。

回内足(回外足)だからダメというのではなく、

回内(回外)のどちらかに「動きづらい足」「どちらかの傾向がある足」

と捉えることが大事だと思っています。

インソールや徒手療法による変化を出す

介入直後は良くなったけど次の日には元に戻っている…

なんてことを経験します。

徒手療法により、足部を変化させたとしても足元の環境が崩れていたら、

効果は半減してしまうと私は考えています。

その変化した足に対応するインソールを作成し、

足部の改善に伴い、パッドなどの調整を徐々に減らしていく…

そして、最終的にはパッドを取り除ける足部に変化させることを目指しています!

短時間で製作可能なインソール

私の臨床は、大体が40分です。

廃用症候群の方が多く、

残念ながら、インソールだけに時間をかけるわけにはいきません。

そのため、できるだけ初回介入時に簡易な評価を行い、

短い臨床時間で簡単に作れた方が、他のこともできます!

早い段階でインソールを作ってしまえば、

病棟での歩行練習など、

リハビリの時間以外での運動に介入することができます。

最後に

この考えは、私が師匠と勝手に仰ぐ先生から教えて頂いた考えです!

そこへ徐々に自分の色を混ぜて形にしていきます(^ ^)

どうしたらもっと簡単に、より効果のあるインソールを作れるか?

うまくいかないことが多いですが、結果を出せるようにまだまだ考えぬきます!

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