50歳で何かが起きる
約100万人の足形データを持つアシックスが、100歳まで元気に歩くためにすべきことを紹介。
50歳で起こる足や歩き方の変化とその対処法とは?
書籍の紹介
50歳で足と歩き方は大きく変化する。
一体どんな変化が生じるのか?
何を意識すればそれを食い止められるのか?
足の形・歩き方・靴の3つの視点で解決するヒントが紹介されています。
内容は少し難しいかもしれませんが、専門用語などもとてもわかりやすく説明されています。
病院や治療院に勤務している方も思考を整理したり、新たな気づきを得るきっかけになると思います。
要約ポイント
【足の起こる変化】
50歳を超えると踵が前に傾き、前足部への荷重量が増加する。。
3つのアーチのバランスが崩れ、足が破綻する。結果として、足は外側へ広がっていく。
【歩き方に起こる変化】
歩きに起こる最も重要な変化は歩行速度。50歳を境に歩行速度は大きく低下していく。
また、高齢になるとペタペタ歩きになり足趾が使われなくなる。
足趾が使われないことで蹴り出しが欠如し歩行速度が低下する。
いつまでも元気に歩くためには、足趾をしっかり動かしアーチを守ることが重要。
【ファストウォーキング】
ランニングは体重の2〜3倍の負荷 歩行は1.3倍の負荷
時速7キロでランニングよりもエネルギー消費増加
【ウォーキングシューズ】
アシックスの開発した年代・用途別ウォーキングシューズ
ランウォーク、ペダラ、ゲルムージー、ライフウォーカー
それぞれ、年代別・歩行速度別にオススメのシューズが異なる。
【足の変形を靴でおさえる】
靴を選ぶポイントは、つま先1cmの捨て寸。
靴には、靴の中で足が前滑りしないような工夫がなされている。
【美しく歩く】
美しく歩く=健康に歩く
ポイントは骨盤の回旋。 見た目が綺麗だと若々しく見える。
一言まとめ
50歳で意識を変えられるかが人生100年時代のQOLに関わる!
書籍情報
【書籍名】究極の歩き方
【著者名】アシックス スポーツ工学研究所
【出版社】講談社現代新書
【出版日】2019/9/20
【オススメ度】★★★★☆
【こんな方に】足について悩みのある50歳を超えた方、50歳未満の足に興味がある方、足に関わる仕事をしている方
【キーワード】50歳、足の変化、歩きの変化
【ページ数】220ページ
【目次】
1.「50歳を過ぎると、足形はこう変わる」
2.「50歳を過ぎると、歩き方はこう変わる」
3.「ファストウォーキングのすすめ」
4.「ウォーキングシューズの秘密」
5.「足の変形を靴で止める」
6.「若く見られる歩き方」
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