前回までは、どの方向に進みやすいか?を知る内容でした。
ストレステスト:前後・左右の関係を整理
前後・左右の考えを合体させる足裏には前後・左右、どの方向に進みやすいかがあることがわかってきました。これらは合わせて考えることができると思います。「前に進みやすい」かつ「内側に進みや...
どの方向に進みやすいかの前に、立っているとはなんでしょうか?
今回は、そもそもの理想の立位姿勢とは何か?を私なりに考えてみました。
立位の条件
立位姿勢には大きな2つの条件があります。
- 支持基底面内に重心があること
- 重心の位置ができるだけ高いこと
支持基底面とは、「身体を支えるために床と接している部分を結んだ範囲」
つまり、ここでいう両側の足裏の外側をぐるっと囲った範囲が支持基底面となるわけです。
例えば、支持基底面内に重心はあっても、
しゃがんでいるような、重心の位置が低い姿勢は立位姿勢とは考えません!
私の考える理想の立位姿勢とは?
私が考える理想の立位姿勢とは、立位の条件を満たした上で・・・
「足裏の中で、すべての方向に十分に床反力作用点(COP)が移動できる」
ことだと考えています。
つまり、
重心がどの方向に移動しようとも安定して立っていられ、移動したい方向に円滑に動くことができる。
ほとんどの場合、立つ理由は歩き始めるためです。
立つのは安定しているけど動きにくい・・・では意味がないですよね(^^;;
最後に
理想の立位について、もう少し考えていきます。
私は、足が好きですが、足だけではうまくいかないと考えています。
足を考えるために、まずは全身で起きている現象を捉えられるように頑張ります(^ ^)