フルマラソン後、
目標が無いと頑張れない
と、思って申し込んだオレンジマラソン
このオレンジマラソンは年代別に表彰が行われる。
「6位以内」
に入れば表彰台に上がることができるのだ。
過去の記録を見ると37分台で走れればどうやら入賞も夢ではない様子
そんなこんなで
10㎞37分台
を目標にランニングを継続
コースは湯河原小学校を拠点にオレンジラインを通りぐるっと一周大回りをするようなコースだ。
そして、この大会1番の売りが
なんと言っても160mもある高低差。
こんな高低差はそこらの市民マラソンでは味わえない。
前半3㎞を駆け上がり、
そこから6㎞駆け降りる、
そして最後に緩やかに1㎞登る。
急上昇急降下の激しいコースだ。
幸い、坂の多い町に住んでいるため対策はできた。
前半3㎞を耐え凌ぐことができれば、37分台で走破できる算段を立て当日へ
2023年3月26日 天候は雨
湯河原駅を降りて改札を出るとすぐに会場案内係の方々が待ち構えていた。
チラシをもらい、湯河原小学校へ向かう。
一応会場には更衣室や仮設トイレが設備されている。
男子はグラウンドに設定されていたため雨によってぐちょぐちょである。
あいにくの雨のため、その場で飛んだり跳ねたりしてウォーミングアップは終了。
気温も低かったのか寒さを感じたため、手袋・アームウォーマーを装着し手荷物を預ける。
手荷物は校舎に入り教室の中へ
係の人が全て管理してくれるので安心だ。
手荷物を預け終えスタート地点へ
地獄の始まり
10時の号砲へ向け一層激しくなる雨
雨の中、整列しいざスタート
五所神社を横目に東海道新幹線の横にある坂道を駆け上がる。
この坂は地獄の始まりでしかなかった。
事前にGoogleマップで確認していたよりも永遠と上り続けていたのである。
登れども
登れども
登り続ける
3分51秒で最初の1㎞を通過するが力尽き、
2㎞で4分44秒、3㎞4分40秒までタイムが落ちてしまった。
そこから一気に降りに入るが、
うまいこと切り替えができずペースは思うように上がらない。
5㎞過ぎからようやくペースアップ
3分30秒を切るようなペースで温泉街を駆け降りる。
天気が良かったら気持ちよかったのだろう。
大雨の中、心拍数も最大級に上昇しており景色など楽しむ余裕はなかった。
それでも沿道には常に人がいて
傘を刺しながら応援する人
家の2階から顔を出して応援する人
車の中から応援する人
そんな歓声はとても力になった
画竜点睛を欠く
後半こそペースは上がったものの、
前半の借金が多過ぎたのか
結果は38分27秒で年代別7位
目標達成ならず
表彰台にも登れず…
…
10㎞だからと距離走を疎かにしたこと
流しを少しサボったこと
上り坂の練習を徹底しなかったこと
苦しくなった時、いつも信号のせいにして止まっていたこと
あらゆる爪の甘さが結果として現れたのだろう。
本当に苦しい時に頑張れる強さが足りなかったのだ。
とはいえ、悪いことばかりではない。
下り坂ではあったものの、5㎞を17分20秒で通過していた区間あった。
これは、大きな収穫である。
悲しみの中バスでこごめの湯へ
バス停で降りてまたもや急勾配の坂を登る。
湯河原は本当に温泉が多い。
坂も多い(というか平なところがない)
久しぶりの温泉に浸かり心と身体をリフレッシュ。
悔しい結果となった今大会。
しかし、次へと繋がる良いきっかけにもなった。
悔しさはバネになる
次は何に出ようかな
P.S.
湯河原駅から650mほど歩いたところにある鮪屋というお店で海鮮丼を頂いた。
おじさんとおばあさんが営む小さな店舗だが、出てくる鮪丼は一切れ一切れが
どデカく、そしてうまい。
なんでも、養殖のマグロは使ってないから他では食べられない味なんだとか
疲れた身体にマグロとビールを流し込み帰路へ
とても良い休日となりました。